ラグビーの代表的なアクションといえばスクラムを真っ先に挙げる人は多いと思いますが、その実どんな意味を持って、どうして、なぜやるのかは、初めて見る人には難しいと思ったので、ちょっと解説してみますね。
とまあ、ほかにもスクラムとなる反則はいくつかあるのですが、代表的なものでいうと
「ノックオン」 ・・・ボールを前に落としてしまう
「スローフォワード」 ・・・ボールを前に投げてパスしてしまう
など、比較的軽めの反則が発生した際、再開時のボール争奪のために行われるのがスクラムです。
15人制では8人のFWと呼ばれるプレイヤーがスクラムに参加します。
スタート時の背番号でいうと上の図のような並び方(時折戦術上変わることもありますが)でスクラムを組むことになります。
普通に生きているとスクラムを組む経験はほぼ0%かと思いますが、一応組み方教えておきますね(笑
ちなみに密着度が高いほど強いスクラムになります。
スクラムが組まれたら、スクラムハーフというポジションのプレイヤーがスクラムの中にボールを入れます。ここからスクラムの押し合いが始まります。
スクラムの最中の反則としては、
コラプシング ・・・スクラムを故意に崩すこと(危険です!)
スクラムホイール ・・・スクラムが押され90°以上回ってしまうこと
そのほかにも、掛け声よりも早く組もうとしたり、角度をつけてスクラムを組もうとしたりするのは反則です。
上の絵の情報は2015年の日本vs南アのときの情報です。押し合いなので体重は重いに越したことは無いのですが、比較的体の小さい日本選手も最近は大型のチームにも負けていません。
強くなった要素は沢山あると思うのですが、重心が低く、規律を守ってプレーする姿勢は評価されていると思います。
スクラムが分かるとラグビーの見所が増えてきっと楽しくなります!
試合を見に行ったらスクラムに注目してみてください!!